ギタースラム奏法1 初心者バスドラム

こんにちは!スラム奏法弾き語りシンガーソングライター、太田まさあきです。スラム奏法講座1回目です。今回はバスドラムについてです。

スラム奏法の由来


スラムと言えば、スラム街を思い浮かべる方が殆どではないでしょうか。貧困層がハングリー精神で命をかけてギリギリの生活をするスラム街で発生した奏法やから、ワイルドなんかなーと、最初思ってました。しかし調べてみるとどうやら違いました。

スラム、英語でSlamですが、叩きつけると言う意味があります。weblioによれば、例文として

He slammed the door to.
彼はバタンとドアを閉めた.

とあります。詳しく知りたい方は以下を参照ください。

バスドラム


バンドをやってる方などは当たり前かもしれませんが、アコギストは大体、バスドラム何それ美味しいの?醤油で食べるの?塩で食べるの?僕はポン酢派、などと言う方がほとんどでは無いでしょうか。
ドラムセットがありますよね。バンド編成の1番奥に構えてサウンド全体にリズムと迫力を生み出す無くてはならないパート。その中で大抵真ん中にある最も低い重低音を鳴らすやつです。足でペダルを踏んで操作するんですね。

そのバスドラムほどの迫力は到底出せませんが、ギターで似たようなことをしてリズムをとろうじゃないかって言う話です。ギターに限ってはパームとも言うそうですが、ここではバスドラムで統一させていただきます。

アコギでバスドラム





アコギでバスドラムをやるには、手首の内側をサウンドホールの上辺りに当てます。手首から先の中では最も重量のある根元である手首を、ギターの最も振動するサウンドホール辺りに当てて、重低音を出すわけですね。

バスドラムのリズムパターン


バスドラムは大体、一拍目に入ります。4拍子を

□ □ □ □

とすると、バスドラムは一拍目

● □ □ □

ですね。□ ● □ □、みたいにはまーならないです。これはまた別のパートになります。バスドラムは一拍目と覚えておいて、おおむね間違いはないと思います。

その他にも、

● ● □ □

や、

● □ ● □

● ● ● □

● ● ● ●

などですね。或いはエイトビートを

□ □ □ □ □ □ □ □

とすると、

● □ □ □ □ □ □ ●

或いは

● ● □ □ ● ● □ □

って言うのも良いですね。ただあまり細かいことはスラム奏法では出来ないです。他のパートもやらなきゃいけないので、訳分からなくなって来ますので、それっぽく弾ければ良いと思います。

バスドラムとダウンストローク


バスドラムとストロークを同時にやります。ストロークは上から下に振り下ろすダウンストロークが基本ですね。アップストロークでもやっている方はおられますが、とても難しいです。勇敢な方は挑戦してみても良いかもしれませんが、初めはダウンストロークでやる事をお勧めします。慣れてくれば、アップストロークにも挑戦してみて下さい。

手首の内側をギターサウンドホールの上辺りに当てながら、指でダウンストロークします。使うのは大体人差し指、中指、薬指ですね。フラメンコっぽくラスゲアードをやりたい方は、小指も使ってもいいかもしれません。

初めは別々にやってみましょう。バスドラムを●、ダウンストロークを▼とすると、

● ▼ ● ▼

と言った感じで交互にやってみます。慣れて来たらバスドラムとダウンストロークを同時にやります。


▼ □ □ □
● □ □ □

と言うように、一拍目に同時に入れてみてください。

手首が固定される関係から、指を動かす必要があります。指を少し曲げた状態から開く時に、爪で弦を弾くわけですね。最初は難しいかもしれませんが、何日かやってるうちに出来てくるようになります。慣れてくると、それほど力まなくても鼻歌交じりにできるようになります。たまに打ち付けた部分が痛くなることもありますが、無理せずボチボチ慣れてください。

ダウンストロークからアップ


続いてアップストロークも入れてみます。ダウンストロークの後に、アップストロークですね。バスドラムを●、ダウンストロークを▼、アップストロークを▲とすると

▼ □ ▲ □
● □ □ □

と言うように、1拍目でバスドラムとダウンストローク、3拍目でアップストロークします。慣れて来たら今度は

▼ ▲ ▼ ▲
● □ □ □

或いは

▼ ▲ ▼ ▲
● □ ● □

なんかもアリですね。

バスドラムスラム奏法リズムパターン


最後に色んなリズムパターンです。この練習を通して、バスドラムをマスターしてください。例えば

▼ □ ▼ □
● ● ● ●

ちょっとひねって

▼ □ ▼ ▲
● ● ● □

みたいな感じですね。エイトビートだと

▼ □ □ □ ▼ ▲ ▼ ▲
● □ ● □ ● □ ● □

と言ったのもアリですね。伸ばすと

▼ □ □ □ ▼ □ □ □ ▼ ▲ ▼ ▲ ▼ ▲ ▼ ▲
● □ ● □ ● □ ● □ ● □ ● □ ● □ ● □

などなど。いっぱい練習してください。ギターが壊れない程度に。

以上、ありがとうございました。アコギスラム奏法、バスドラムでした。次はハイハットをやります。お楽しみにー。

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