Google様に気に入られたければキーワードを抑えるスタンダード
この世はGoogle様に掌握されています。何かを調べたければGoogle様を通さないことには始まりません。そんな支配者に気に入られる文章を書くには、キーワードは控え目が良いのです。
コンピュータはアホだった
コンピュータのの発達は目覚ましいものです。今でこそ世界中の大量の情報が整理されて、目的のものにたどり着きやすくなっていますが、昔はこうではありませんでした。アホな検索エンジンに対してキーワードを工夫し、ああでもないこうでもないとひたすらネットをザブンザブン漂うしか無かったのです。そのような中で優良なリンク集などがあると、すぐさまブックマークしたものです。
その当時の検索エンジンはただただ決められたプログラム処理によって淡々とサイトを解析し、キーワードの出現頻度やリンクの数などによって検索結果ランキングを決定していたのです。そのような単純な処理に対して様々な人たちがランキング上位を狙ってSEO対策なるものを掲げ、中身のない、しかし検索エンジンをうまく騙せる手法を用いていました。
その一つがキーワードをたくさんページに含めるというものです。例えばリンゴというキーワードに強くしたければ以下のようになります。
昨日はリンゴを食べました。ただのリンゴでなく、とてもおいしいリンゴです。リンゴは青森が有名ですね。僕もリンゴは毎日食べています。特に赤いリンゴが好きですが、青いリンゴも大好きです。リンゴのフォルムを見ているとまるでリンゴになったような気分になってリンゴパワーが出てきます。リンゴ最高です。
このようにひたすらリンゴの出現頻度を上げて、このページはこれについて語っている感をムンムンとアピールするわけです。ちなみに今このページでペナルティーを受けないために、上は一応Blockqquoteで囲っています。
今の文章解析はものすごい
さてそのようなアホなコンピュータでしたが、今やその汚名を挽回して少し賢くなっています。そのきっかけはやはりディープラーニングなるものが出てきたことでしょう。これにより人工知能による文章解析は賢くなり、今や小手先のテクニックは通用しないのです。
Googleにはペナルティーなるものが存在します。中の人の手動による対策と、アルゴリズムによる自動のものがあり、これに引っかかると一気に低品質サイトとみなされて検索結果に乗りにくくなります。その対象にキーワードの乱用が含まれているのです。Googleのガイドラインでもしっかり言及されています。
もし前述のリンゴのような文章を使うと一気にGoogle様に嫌われてネット社会から弾き出されるわけです。また自動アルゴリズムによる場合、賢くなったと言っても所詮コンピュータですから、それを書いた人が例えば意図的にやったのでなくてもペナルティーを受ける可能性があります。ついつい同じ言葉を何度も使ってしまったりする人は要注意です。僕も使ってたので今少しずつ修正しています。
というわけで皆様くれぐれも同じ言葉の繰り返しにはご注意ください。キーワードの乱用を意識して文章を書いていると、なんだか洗練された文章に見えてきました。あまり認めたくはありませんが、これもGoogle様のお陰ですね。それではまた。
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