タバコ歩きでカラスに襲われる人が続出するかも知れない画期的Crowbar
室内でタバコを吸うのがはばかれるこんな世の中じゃポイズンな方たちも多いですが、なんと室外で吸ったらカラスにしこたま襲われるようになるかも知れません。その鍵はCrowbarと呼ばれる装置です。
カラスのただならぬ賢さ
カラスの頭が良いのはよく知られていることです。よく酷いことをすると必ず復讐されると言われています。ちょっとカラスに物を投げたら後で集団に襲われたとか、そんな武勇伝は色々あるようです。
しかしそのようなことが本当にあるのでしょうか?僕も時々近所のゴミを漁っているカラスたちに突撃したことはありますが、特にそのあと襲われたりなんてしていません。もっともその時武器を持ち出したりはせず、ただ生身で走り込んだだけなのでカラスたちも気にしてなかったのかも知れませんが。
カラスはとても賢い鳥です。農家の人たちが鳥よけにカカシや何か大きな目玉のようなものをたくさんぶら下げたりしますが、カラスは最初こそビビって近づきませんが、じきに慣れてきてカカシをボコり始めたりするそうです。こうなったらもうカカシの意味は全くありません。せめて観光用におめかしさせて人間を出迎えるぐらいでしょう。
そんな賢いカラスですが、はたして人間に恨みを持つのか、そんな疑問に答えてくれる実験を行った人たちがいます。マスクを被ってオラアッと捕獲して縛った後、用が済んだらリリースというなんとも残虐非道な行為を繰り返したそうです。するとそんな行為をされたカラスは覚えておけよと言ったかどうか、とにかくその場は逃げた後で仲間とともに集団でマスクを被った人を襲ったそうです。しかもその後でオギャアと生まれた子供も成長してその襲撃に加わるようになったのだとか。敵に回すとなんともガクブルですね。以下はそれについての記事です。
http://www.excite.co.jp/News/odd/Karapaia_52247046.html
Crowbarでクリーンな街づくり
ところがそんなカラスの賢さを役立てようとする試みがあります。話はオランダですが、人間のために有効利用しようと、ある装置の開発がすすめられています。
Crowbarと呼ばれる装置ですが、カラスがそこへおもむろにタバコの吸殻を入れるとなんとビックリ、中の装置が目を光らせて今こいつが入れたのはタバコの吸殻だな?よしそんなやつにはこいつをお見舞いしてやろうとテーブルの上にエサを出すそうです。するとカラスは大喜びでエサを食べ、再びタバコの吸殻集めに邁進するという話です。
そしてこれはそのカラスだけではありません。様子を見ていた仲間か、あるいは恋人がねえねえ俺良いもん見つけちゃったよ一緒にやろうよとか言われてタバコの吸殻集めを始めるかも知れません。そうなったらもう大変です。街中のポイ捨てはカラスたちによって綺麗さっぱり掃除され尽くしてしまうでしょう。この装置については以下の記事に書かれています。
http://gigazine.net/news/20171017-crowded-cities/
さらなる吸殻を求めて
さてそのようにきれいになった街で、タバコの吸殻が無いためにカラスたちはエサにありつけなくなってしまいます。するとそれを危惧した優しいおじさんがどっさりとタバコの吸殻を落としたもんだから、さながらカラス使いのように崇められます。すると他の人がよし俺も一兆やってやるかと腕をまくって車の中からどっさり落としたり、わざわざ室内で吸った吸殻を外で捨てたりします。ついには野鳥に吸殻を与えてはいけない条例が出来て昔はもっと自由だったよなんて事になります。
そこでカラスたちはより多くの吸殻を求めて、その辺をタバコ歩きしている人にこっそりちかづき、油断しているスキにもらったと言わんばかりに吸殻をかっさらっていきます。あるいは頭をつついてクレクレ攻撃をするかも知れません。そうなったらもう手立ても無いのでタバコを明け渡し、カラスは有頂天でさらに色々な人にねだり続けるでしょう。
という具合にCrowbarが出来た後のことを好き勝手に想像してみました。実際はもっとうまくやるでしょうから、ここまであからさまな事にはならないでしょう。それではまた。
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