こっそり教える、ギターなどの楽器が楽に上達するとっておきの方法

ギターのレベルアップに練習はかかせません。よく楽器は毎日練習しないといけないとか、練習をさぼるとすぐにレベルが落ちるだとか言います。しかし何かと忙しい現代において、そんなにたくさん練習するのはなかなか大変です。そんなあなたに贈るとっておきの方法です。

ギターはさぼるとヘボくなる



ギターを毎日練習すれば、だんだんと上達して上手く弾けるようになります。指が思うように動くようになり、はっきりした音が出せるようになり、それなりに聞けるように仕上がってきます。しかし見たいアニメがあるから、友達と遊びに行くから、仕事が忙しくなってきたからなどといった理由で練習しない日が続くと、途端に指が思うように動かなくなったりします。

コードが押さえられなくなった、ストロークが思うようにいかなくなった、リズム感が萎えた、などといった症状が現れてきます。そうなったらまた再び練習を続けて、動きとカンを取り戻すしかありません。こうやって楽器と触れ合うのが世のギタリストの常に直面することです。

しかしこれは人により千差万別です。それほど詰めて練習しなくてもある程度のレベルを保てる人もいれば、毎日3時間も5時間も練習しないと思うように指が動かなくなる人もいます。これは一体なぜでしょう。

ヘボくなる理由



練習をしないでヘボくなる理由は一体何でしょう。カンが鈍くなるからでしょうか、はたまたギターに愛想をつかれたからでしょうか。私を弾いてくれないなんて、そんなあなたには上手く弾かせてあげないわ、なんてギターが思っているのでしょうか。そんなことがあるのか無いのかは分かりませんが、唯一はっきりと言えることがあります。それは弾く人の指が固くなっているのです。

ギターを弾く動作はとても独特な動きです。普段の日常でまずこんな動きはしません。指をあっちゃこっちゃ動かして弦を押さえる、時には指と指との間をグワッと開けてアクロバットに弦を攻める、こんなことをギターも持たずに街中でしている人がいたらすぐに職質されるでしょう。

そんな日常に無い動きだからこそ、ギターを弾かない日が続くと指が普通の固さに戻るのです。せっかくギターを弾いてそんなアクロバティックな動きに慣れた指は、日常の動きに慣れることで固くなるのです。リズム感などのカンが鈍るのも、指や色々なところが固くなっているのです。

指を柔らかくするとっておきのストレッチ



ではそんな固くなった指を柔らかくするには、一体どうすれば良いのでしょう。まず真っ先に思いつくのは、片方の手でもう片方の指を揉みほぐしたり伸ばしたり叩いたりひねったり押したり引いたり回したりすることでしょう。しかしそんなことをしたからといって指は柔らかくなりません。一時的に柔らかくはなるでしょうが、すぐに元の普段の指に戻って涼しい顔をしだすのです。

これは一体なぜでしょう。指は指だけがあるわけではありません。指がついている腕があり、さらにはその元となる肩があるのです。指の動きは肩から来ているのです。そのため指だけ動くように指だけせっせとストレッチしても一向に成果が出ないのです。逆に肩さえ柔らかくほぐすことが出来れば、指も動きよくなるのです。

では肩を柔らかくするとして、その方法はどうやるのでしょう。最も良いのはストレッチをすることです。肩がほぐれて指の動きが良くなり、さらに1人でいつでもどこでも出来るので、その手軽さは並大抵ではありません。

肩をストレッチするのに一番効果的なのは、両手を背中で組むことです。片手を下から背中に回し、もう片方の手を上から背中に回すのです。この時両手が背中でこんにちはしてガッチリ握手すると良いのですが、大抵は天の川に阻まれた彦星と織姫のようにプルプルしながら互いを見つめあう形になると思います。それでも構いませんので、1分間ぐらいそうやっていてください。出来るだけ力を抜いて、リラックスを保つことも重要です。

1分経ちましたか?それでは手を入れ替えてもう1分やってください。終わりましたか?何か肩がほぐれたような気がしませんか?さらには指の余計な力が抜けていることにも気づくことと思います。これでギターを弾けば、おそらく今までと違った感触で戸惑うかもしれません。しかし弾いているうちに気づきます。今までより音が良いじゃ無いか、と。

これがギター上達の一番の近道です。もちろんギターに限らずあらゆる楽器に有効です。ピアノにバイオリン、さらにはドラムにも絶大な効果を発揮するでしょう。毎日このストレッチで肩が思うように動くようになれば、指も自然と自由に動くようになります。そうなればリズム感なども勝手に後からついてきます。

というわけでギター、およびその他の楽器の上達についての話でした。ぜひこのストレッチを行って、楽に上達していただけたらと思います。それではまた。

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