スタンドバイミーを観て。あるある非日常 映画批評

お疲れさまです!シンガーソングライター、太田まさあきです。


あっついですねー。


今日も汗かきながらパソコンとにらめっこしてますが、そろそろ涼しくなるでしょうか?そろそろ秋が近づいてくるでしょうか。


先程


スタンド・バイ・ミー観ました

多分3回目くらいだと思いますが、あまり映画を見る頭が出来上がってない頃に観たものだから、今回も新鮮な感じで見れました。


そう


昔見た映画って、忘れてる

んですよ。この前レオンを久しぶりに、これも3回めくらいだと思うのですが、観てもさっぱり覚えてなくてかなり新鮮な感じで見れました。


何なんでしょうねー、見るところが違うんでしょうか。音楽でも昔聞いた音楽を今聞くと、また違った新鮮な感じを味わえたりしますが、あれと同じですね。建物でも風景でも、時間の経過とともにそれを楽しむ感覚が変化していて、昔とはまた違った楽しみ方が出来る、人間って素晴らしい。やっぱり、見るところが違うんでしょうね。


それはそうと、スタンド・バイ・ミー面白かったです。どういう話かと言えば、一言で言うと、ごくありふれた少年たちが、非日常を体験するなかで友情を確認する物語、ですね。


ごく普通ですよ。普通に物語を作る少年、太った少年、ちょっとキレてる少年、まとめ役の少年。その少年のお兄さんたちは街のワルで、エラいことばかりしてる。そんなごくありふれた少年たちが、怖いもの見たさに、ヒーローになりたいがために、2日間の旅をする。そんな話です。ざっくり言えば


あるあるうんうんネタ

な映画ですねー。いや、面白かったんですよ。何かこんな事を言ってると、映画ファンの方たちからお叱りをいただきそうでガクガクブルブル震えながらキーボードを叩いているわけですが、つまり少年たちのやり取りが微笑ましく、こんな事あるなー的な、こういう反応するよねー的な、そういった共感を呼ぶ


だけの


映画ですねー。観てる間は割と面白くて、少年たちと何かを共有しながら、あー自分もこんな友達欲しいなーとか、こんな風に何人かで旅をしてみたいなーとか、思うんですが


それだけ


ですね。特に何か残るわけでもなく、自分も何か頑張るぞーといったものもなく、社会に対する何かがあるわけでもなく。ただ単にちょっとワルい少年たちが頑張って何かをし、友情をはぐくみ、別れる。そんな一連の物語をつらつらと観て、


うーん。面白い。


といった感じでしょうか。確かに


友情の大切さ

みたいなものは伝わるし、それはそれで良いのですが、そこまでですねー。


もっと


社会風刺

的な描写とかあると、インパクトがあったなーと。争い、差別、制度、風潮、政治的抑圧、などそう言った大きい視点の社会的な風刺が入っていると、それだけでその映画の価値はあがりますよね。もちろん


面白くなかったら観ない


ですけど。最近だとテクノロジーの発展に対する危機感、みたいなのもありますねー。


憧れの対象

というのもありますね。こんな人になりたい、こんな風に色々やりたい、と思わせるような突出した人物。あまりに完璧すぎるとしらけるので、リアルさを求めて一長一短な人物として描かれることが多いですが。それによって、何か目標に思えてくる。この前ロッキーを観たのですが、やはりロッキーかっこいいですね。


夢を見たい

日常をつらつら見せられても、それよりも夢を見たいんやと。生きる活力がほしいんやと。そう思うわけですよ。ありふれた話、ありそうでなさそうな話、そういった物ももちろん面白ければ面白いんですが、もっとすごいものも観たい。


スタンド・バイ・ミーももちろん面白かったですよ。ただあまりに普通な話なので、期待が大きかった分何か残念な気もして、こんな事を書いてみました。


日常系の良さは、何と言っても安心して観られることですね。うんうん頷きながら、ほほえみながら、映画を見る時間を過ごす。そう、時間を過ごすわけです。スタンド・バイ・ミーも、映画を見る時間を満喫したわけです。


大切ですよね、どんな時間を過ごすのか。それによって人生の充実感も左右されますからねー。日々ストレスに悩まされている中で観る映画。やっぱり面白いものを観たい。その時間が、心をリフレッシュしてくれる。


何が言いたいかと言えば


映画、最高ですね!!


という感じでですね、何かごまかして尻尾を切りながら逃げてる感もありますが、今日はこの辺でー。


ではでは。

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